エガオノタイカ8話 感想と考察 ベルデ皇国の研究結果とは何だったのか?彼らの母星は?
「生まれてくるこの名をエリザに。『シエル』と。私たちの母星で空を意味した言葉です。どこまでも広く、ただ自由があるのみ。あの子にそんな心をそう伝えてくれ。」
今回はまさに激動の回でしたね。
どうもこんにちは。らりるれろが言えない自称アニメ評論家(笑)のKIRITOです。
元々過激思考だったハロルドと犠牲者を出さない穏健思考のユウキの対立が目立つようになってきました。
エガオノタイカ8話のざっくりとあらすじ
王都を奪われ、圧倒的な不利の中、ユウキは情報収集を元に柔軟な戦術で防衛。戦力差の大きい戦闘では、事前に物資と民をすべて回収した後、迷わず退却し敵には空っぽの土地だけを与える。まさにいたちごっこの様な戦術で帝国から国をまもっていました。
また、「民を見捨て、王宮から逃げた王女に随う気などない」とユウキを侮辱したクリサント州のギーゼ辺境伯からの救援要請にも応えるという器の大きさも見せました。
しかし戦況について、ハロルドにより「戦争というものは、どちらかの目的が達成されるまで決して終わることはない。このままではじり貧だ。そうなる前に勝負をかけるべきだ。」と進言されます。
一方、王宮に残り帝国の捕虜になったイザナは「しびれを切らした連中に命を狙われている。」とアイネに告げられ、保護の名目で本国に輸送されることになってしまいます。しかしそれは建前で「有益な情報を得られず、各方面との調整もままならない使えない捕虜」を王宮に置いて置く意味はないという脅迫でした。
しかしイザナは「切り札になるような情報は持ち合わせていない。」とはねのけます。
その頃、イザナの妻エリザは息抜きにきたユウキとレイラと作物の不作について話していました。新型クラルスはそれを解決するために開発されたようです。
少し後、ユウキは王宮を出る時に見せられた12年前の事故の映像のことを思い出していました。それは新型クラルスの爆破事故当時の映像でした。
あの爆破は事故ではなくテロで、そのテロリストは滅亡したベルデ皇国残党が起こしたものだったのです。
ベルデ皇国はあの事件以前より、クラルスそのものを否定していましたが王国と帝国と意見が割れてしまった為、あの事件が起きてしまったというのが真実だったのです。
場面変わって、指令室。偵察からの報告から、「王宮に入港している敵艦が5隻、かなり大規模な攻撃をかけてくることが予想される。恐らく目標は北ロビア州かセラス州のどちらか。クリサント州エクサスアルファは現在ギーゼ辺境伯と交戦中。内、新型クラルスを内蔵したガルド型24機をこちらに向かわせている。なので、ここで戦力を集中させて迎え撃とう。」とハロルドに提案されますが、ユウキは「作戦はこれまで通りでやる。今回も戦力差が大きいのでそのまま撤退する。」と提案をはねのけます。
しかし「どちらかの州が取られれば、ここへの襲撃を止めるのが難しくなる。」と反論しますが、「人がいれば反撃の機はやってくる。今は耐えるべきだ。」と言い放ちます。これに渋々と承知するハロルド。
そして偵察部隊より報告があり、敵の目標が北ロビア州であることが判明。ユウキは早速物資の回収と民衆のセラス州への避難を開始するように命じました。
無事敵艦の攻撃から、物資と民衆を守り切ったところで、敵艦より入電が入ります。
それは、帝国のアイネ参謀長からでした。
まずはアイネから、これまでの健闘を称え、2カ月前の非礼に対する謝罪と敬意に値すると称賛の言葉をもらう。続けて、降伏する気はないかと勧める。
対して、何かの意図を読み取ったユウキは12年前のベルデ皇国が起こしたテロの理由を知っているのではないかと問い詰めます。
無言で返すアイネ。やはり帝国はベルデ皇国がクラリスに反対する理由を知っていたのです。
そしてユウキは降伏の条件として、民の身の安全とベルデ皇国の情報開示を求めました。しかし、アイネは前者は良いが後者に関しては拒否します。
ならば、降伏を受け入れる気はないと突っぱね、通信は切れますが、直後、セラス州へ避難途中の王国軍が敵軍の奇襲に合ってしまいます。
交戦中、ユニより報告を受けます。セラス州の王国軍を襲撃している敵艦にアイネ参謀長が乗っているというのです。なので、ユニとルネで敵艦だけでも落として見せると言います。
しかし、ユウキはそれに猛反対します。いつまでも甘い考えのユウキにハロルドは激高し怒鳴りますが、ユウキの意思が変わる様子はありません。真っ向から対立する2人。
そこで、イザナから司令部へ通信が入ります。
少し時間は戻って、イザナは監視の隙を見てワンパン撃破し(強いなw)外へ逃げます。向かった先は帝国の情報端末?がある場所。
そこでイザナはベルデ皇国のトップシークレットにハッキング?し、研究資料を発見して驚愕しました。すぐに王国の司令部へ送信しますが、帝国軍に見つかり銃撃戦に。死に際、取り乱したハロルドを叱咤激励し、娘の名前「シエル」をハロルドたちに託して死亡してしまいます。
7話でピアースの乗った艦を攻撃したのはベルデ皇国?
ピアースを襲撃したのはどこの国か明言されてなかったですが、第3の勢力「ベルデ皇国」残党の線が濃厚でしょうか。
しかし、ベルデ皇国が負傷兵の乗った艦を破壊する意図がいまいち見えませんが。。。
ベルデ皇国が握っていたクラルスの情報とは何なのか
全話を通して出てくるのが、作物の不作です。彼らの先祖がこの星にたどり着いたときはヒマワリの花も咲沢山咲いていたようですが、いまは咲かなくなっています。
クラルスはこの星の鉱石からとれる物質のようですが、クラルスがこの星の重要なエネルギー源で、それを浪費することで土地が痩せていくという見方が自然でしょう。
しかし、何故ベルデ皇国はクラルス反対の立場を取りながらその真実を話さなかったのか。そしてなぜ帝国だけがその真実を知っていたのか。
推測ですが、皇国の研究結果を知った帝国が、情報を表に出さない為に皇国を滅ぼしたのではないでしょうか。
そう考えるとつじつまが合ってしまいますね。
彼らの祖先の母星は地球?
イザナは今わの際に「シエル」の名をハロルドたちに託しました。シエル(ciel)はフランス語で空という意味です。ドンピシャですね。
まあ地球とよく似た全く違う名前の惑星で来る可能性もありますけど(笑)
エガオノダイカ8話感想と考察の終わりに
遂に次回ベルデ皇国の情報が明らかになるでしょうね!
僕の考察が正しければ、帝国と王国が手を結ぶこと未来が想像しづらいですが、OPのようにユウキとステラが会うことはあるのでしょうか。
あと、イザナが名前を託したシーンでは思わず涙が・・・
流れ的に次回はステラ目線ですがどんな展開になるか楽しみですね!
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