ケムリクサ9話 感想と考察 最後に見えたりょうは幻覚・・・?
どうもこんにちわ。KIRITOです。
今回はケムリクサ9話の考察やっていきたいと思います。
9話では、これまで出番のなかったりょう、りょくがついに登場しましたね。
そして青い根に支えられて浮く山。
青い壁の中にいるぬし。
最後に見えたりょうの幻覚。
クライマックスへ向けてたくさんの伏線が張られた回だなと感じました。
今回はこれらの伏線についてどんどん考察していきたいと思います。
ざっくりとあらすじ
ついに9島付近までたどり着いたわかばたち一行。引き続きしろの案内に従って青い壁を目指します。道中下が赤霧で満たされたクモの巣のような道を渡り、ようやく山の中腹にたどり着きます。そこからはこれまで渡ってきた島を見渡すことが出来ました。
さらに登っていくと、ついに9島の青い壁にたどり着きます。
わかばが7島の要領で壁を開けようとしますが、青壁の操作をしようとした刹那、壁の中から赤虫が現れわかばを襲います。
りんのとっさの防衛でわかばは助かりますが、壁の中を動き回る赤虫のぬしにりつたちはなすすべがありません。さらにぬしは赤い根を呼び周囲が赤霧が満たされ、わかばたちはやむなく撤退を余儀なくされます。
ぬしが赤い根を呼ぶ前に壁を突破しなくてはならないそのためには壁を一撃で壊さなければいけません。しかし、その為にはりつの本体を使和なければいけません。それはりつの死を意味します。
りんとりな、わかばも猛反対し、一晩休んで結論を出すことになりました。
皆が寝た頃、わかばはこっそり抜け出して青い壁の様子を見に行きます。このまま朝になれば、りんは壁を突破する為本体を使うでしょう。それはわかばにとって必ず避けたいことでした。
青い壁の近くについたとき、わかばはまたも死んだはずの姉妹、りょうと出会います。
りょうはりくからわかばのことを聞いていたようです。
続けてりょくも出てきました。しかし、りくを含めて3人は一つの体を共有しているらしく、一度に一緒にはいられないようです。
わかばはりょう、りょくから以下のことを教えてもらいました。
りょうから聞いたこと
・死ぬ直前?「この葉」に保存してもらっていたから今こうしていられる。
・あと一回戦ったらりょうの分の葉は使い切ってしまう。
りょくから聞いたこと
・この世界はりょくたちが生まれたときからこうなっていた。
・記憶の葉を開けばこの世界についてもっとわかるはずだが、ロックされている。
・だいだいの「消してあるページ」についてはりょくもわからない。
・けむりくさが操作できるわかばなら赤い木も操作できるかもしれない。
・緑の枝を使えば壁を壊せる。
わかばは、(恐らく姉妹に会ったことは伏せた上で)緑の枝を使うことを提案しました。りんは反対しますが、りつは緑の枝を使うことを許可します。
なので、わかばが壁を操作してぬしを呼び寄せる隙に、緑の枝を壁にぶつけぬしごと破壊します。この作戦は見事成功します。
これにより、9島への侵入に成功したわかばたち、先に進むりんたちの後を追おうとした刹那
りょう「いやー、やったね。」
驚いて目をしばたたかせますが、そこにはりんしかいませんでした。
わかばの見たものは幻覚だったのか、疑問を胸に抱きながら、わかばも前に進むのでした。
しっかりと考察
青い根に支えられた山は赤霧対策?
9話冒頭でも描写されていましたが、山とそれに続く道の周りは赤霧で満たされていました。そして、山の上は赤霧が存在していません。
山に続く道も人の手が入ったような跡がありましたので、恐らく赤霧から守るために青い根?を張って支えているのでしょう。
しかし、それも少しずつ崩れていっているのがわかります。このとき、わかばが言及した通り他の島も下は青い根に支えられていて、それが赤霧によって少しずつ崩落している為、地震が起きていると考えられます。
何故、水を守っているはずの青い壁の中に敵である赤虫がいたのか?
9島は赤霧に占拠されているのでしょう。7話の最後に大きな赤い木があるのが見えました。恐らく、赤虫や赤霧を生み出す根の本体が9島の真ん中に鎮座しているのでしょうね。壁の中にいたぬしはそれを守るため、赤い木もしくは赤い木の創造主によって配置されたのではないでしょうか。
最後に見えたりょうの幻覚は何だったのか?
僕はこのシーンを見た瞬間、「記憶の葉」を連想しました。もしかしたらりんの中にある記憶の葉がりょう、りょく、りくを生かしていて、りょう、りょく、りくがりんの体を借りて動き回っているのではと。
りょうは、「この葉に保存してもらっていた」と言っていましたが、誰に保存してもらったのでしょうか。最初に思いつくのは「さいしょのひと」ですが、死んだ後の救済処置も施していたのかもしれません。
その救済処置が記憶の葉ではないかと思いましたが、そうなると矛盾が発生してしまいます。
第一に、りくがわかばやりんたちの安否を知らなかったことです、りんの中にいてりんと入れ替わりで出てくる仕組みなら聞かなくてもわかりますよね。
第二に、現れるときはいつも、りんたちがいた方向と逆方向からやってくること。
わかばにアドバイスを与える為、りんの体を借りてついてくるなら必ず後ろからついてくるはずです。
第三に、りょく曰く、記憶の葉はロックされているとりょくが明言したことです。
ただ、一と二の矛盾は「わかばにりんとは別の存在であると錯覚させたかった」と考えるなら、ミスリードする為の嘘だと考えられますが、それならばわざわざ自分たちが保存されている記憶の葉について言及しないでしょうし、「あんたならロック解除できるかもしれないから開けてみてよ」なんて絶対に言わないはずです。
ならば、りんがりょうに見えた幻覚は何だったのでしょうね。
ケムリクサ9話感想と考察の終わりに
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ケムリクサは伏線の張り方と回収の仕方が本当にうまいですね。焦らしすぎず出しすぎずといい感じに視聴意欲をそそってきます。
次回もメッサ気になりますね!
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